2022年2月24日(木)に広島県尾道市主催の「働きやすい職場づくりセミナー/成果を出す仕事の進め方」を担当しましたので、その報告記事です。

目次
これからの時代の「成果を出す仕事の進め方」とは?
今回お話をいただいた時に、「成果」という言葉がとても気になりました。
理由は、「成果を出す」ということ自体、最近は認識が変化してきていると感じるからです。
個人的には 「努力して、頑張って、数字をあげる」という過去のイメージから、
今は、「周囲と協力し、自然体でお互いの強み・弱みを相互補完し合い、しなやかに結果を出す」といった、例えば、先日のオリンピックの日本カーリング女子チームのような印象です。
尾道市ご担当者様にそう伝えたところ、同じ認識で、こちらが提案した内容をそのままご提供できることに!モチベーションが上がりました。
セミナーの内容について
今回、会場(5名)とオンライン(約10名)のハイブリッド。
現地では、弊社パートナー企業、広島のアドバンストスタイル株式会社の現場フォローとテクニカルサポートで、心強かったです。
2時間で下記内容をお伝えしました。
・感謝のワーク
・幸福と仕事の関係
・これからの時代の働き方を考える
・職業転換や移行、両立の成功事例
・成果を出すためのキャリア視点
感謝のワーク
身近な人への感謝の言葉を考えるワークでウォーミングアップして頂きました。
「良い人間関係の中で過ごしていることに気づけた」「当たり前と思わずに、家族にも感謝しようと思った」などの感想が出ました。
幸福と仕事の関係
幸福感が高いと成果が出やすい、というエビデンスは沢山あります。
気分よく働き続けるために大切な、人間関係を良くする時に役立つコミュニケーションの取り方「ACR(積極的建設的反応)」「Yes And 手法」を伝え、2人組で早速、実践して頂きました。
とても温かい場になったようで、御礼をチャットで交換しあっているペアもいました。
これからの時代の働き方を考える
次に、「労働人口予測」や「女性管理職と株式パフォーマンスの関係」など、具体的なデータを紹介しました。
人口減少時代、私たちひとりひとりが働くことは社会貢献であり、こどもたちの世代にも繋がっていくことなのです。
働くすべての人に、誇りと自信をお持ち頂きたいと思いながら、お伝えしました。
職業転換や移行、両立の成功事例
日頃、転職支援をしている私自身の事例から、特にコロナ禍にお伝えしたい、3つの事例を紹介し、仕事で成果をあげ、活躍する人の共通点を伝えました。
「そんなに柔軟でいいんだと視野が広がった」「どんな風に働き続けるか、今日聞いた話を参考にして考えたい」という感想が出ました。
成果を出すためのキャリア視点
最後にキャリア理論を1つご紹介して、自分の軸を探っていただきました。
外的キャリア:名刺に書ける内容(会社名、ポジションなど)
内的キャリア:自分の内面(働く意義や価値観。ありたい自分など)
外的キャリアについて、自分でポジションを創る時代になってきたと、個人的には感じています。
私自身も、「ウェルビーイングキャリアコンサルタント」と伝えていますが、自分自身で考えたものです。
全体シェアの時に、「自分でポジションを考えていいと聞いて、参考になった。
次にやりたいことが見えてきた!」という声があがりました。
最後に
今日の学びをどう活用するか、について、おひとりずつシェアしてもらい、終了しました。
コミュニケーションの取り方を伝えたことも関係したのか、 終了後も会場ではしばらく盛り上がっていたようです。
具体的な意見もあがっていたので、皆さんの行動変容に繋がれば幸いです。

あなたのしあわせとチャレンジをいつも応援しています。