キャリアに悩んだ時には、複数名に相談して、多様な考え方を知る!

2022年1月21日

キャリアについて悩んだ時、
一人で考えますか?
または、誰かに相談していますか?

最終的には自分で結論を出すけれど、
視野を広げ、選択肢を増やすためにも
色々な人の話を伺ってみることは
とても有効だと思います。

カウンセリングや転職相談の中から感じた、
人に相談する時のコツをお伝えしますね。

■ 上手く行っている、複数の人に相談する

相談する時には、状況が良くない人に
話を聞かないように気を付けて下さい。
なぜなら、単なるその人の個人的な意見にも関わらず、
ネガティブなイメージを植え付けられてしまう場合
があるからです。

実際あった2つの事例をお伝えしますと・・・
・接客から営業へキャリアチェンジしようと
営業職の友人に相談したところ、苦労話ばかりを聞かされ
営業職への印象が悪くなったケース。
⇒ 営業職と一言で言っても、
新規営業、ルート営業、代理店営業など様々です。
営業先も to B(法人向け)、to C(個人向け)
商材も有形か無形かで変わってきます。

・妊娠中の方が、子育て中の先輩に相談したところ、
愚痴ばかりきいて、余計に悩んでしまったケース。
⇒家族の関わり方や住んでいる地域の制度、リソース
で変わってきます。

これらの事例のように、相談したことで、かえって、
悩んでしまうことも少なくありません。
第三者の専門家に相談するか、または
上手く行っている友人・知人に相談して
前向きで建設的な意見をいただきましょう。
理由は、 自分の目指す姿がイメージしやすく、
参考になるからです。

さらに、一人に話を聞くのではなく、
出来るだけ複数の人の話を聞いてくださいね。
もし、 身近に理想の人はいない、という時は、
憧れの人の著書を読んだり、
部分的に真似たい人達(パーツモデル)の話
を聞くのも参考になります。

誰か一人に話を聞くと、考えが偏ってしまう場合があって
「あの人は上手くできるのに自分には無理、出来ない!」
と自己嫌悪に陥ることも。
人には、比較したがる性質があります。
幾つかのパターンを知って、選択肢を増やしておくと
気持ちが楽になると思います。

尚、今は上手くいっていても、その憧れの人たちにも
多少の苦労や困難があったかも知れません。
ぜひ、乗り越え方や工夫も教えてもらいましょう!


■個人選択型でキャリアを考える
情報を得た後は、自分はどうしたいのか、
どんなバランスが良いのか、を改めて考えてみましょう。
話を聞いた人と、自分では、環境も、状況も、働き方も
リソースも違うからです。
また、自分自身もずっと同じ状況ではありません!
下記、ウェルビーイングの3領域のバランスを
参考にしてくださいね。

例えば、20代の方は、健康で多少の無理が出来、
社会人として新たな良い繋がりが出来ていたときには
身体的・社会的ウェルビーイングは良い状態です。
でも、気持ち的に何となく緊張感が続いていたり
今の仕事は自分に向いているのかな、と悩んでいるなら
心理的ウェルビーイングは改善の余地がありそうです。

あるいは、40代のワーキングマザーは
こどもが大きくなってきて仕事に集中できるようになり
気持ち的にも、キャリア的にも充実している時は
心理的、社会的ウェルビーイングは良い状態です。
でも、身体がしんどくなってきた、という時は
睡眠時間を良質にしたり、食事の量を減らしたり
身体的ウェルビーイングを見直す時期かも知れません。

このように、自分自身を見つめて、定期的に
選択しなおしていくことが、
ウェルビーイングキャリアのコツです!



あなたのしあわせとチャレンジを応援しています。

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