映画「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」のウェルビーングやワクワクポイント

週末、映画好きな夫の希望で、
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」 を
家族で観てきました!

オミクロン株が流行しているので
座席と座席の間が広い
プレミア ボックス シート®」にしてみました。

少々高いものの、コートが置けるし、
隣が気にならないのでおススメですが
3人でのポップコーンのシェアは難しいです、笑



まず感想をお伝えしますと、
めっちゃ面白かった!期待以上の内容でした。

個人的に感じたウェルビーング要素や
ワクワクのポイントをお伝えしようと思います。
少しネタバレがありますので、知りたくない方は
読まずに、映画を観た後にご覧頂けたら嬉しいです。

■ 治療(Cure)する
前作の最後に、スパイダーマンだと世間にバレされてしまったピーター。
家族や恋人、親友に迷惑が掛かると、 ドクター・ストレンジ に
助けを求めに行くのですが、ここでピーターの若さが露呈し
途中で魔術をやめたため、別世界にいるヴィラン(敵)が
集結してしまいます。
ストレンジは、すぐに元の世界に戻すことを提案しますが
ピーターは治療してから戻すことを決めます。

ヴィランは元々は優秀な科学者ながら、エゴが増大し
自らの身体をコントロールできなくなっている状態。
確かに正気な時もあるので、気の毒ですよね。
ピーターは最先端の技術で、治療薬を作り、
エゴの声に翻弄されているヴィラン達を救おうとします。
それは、叔母のメイから「ちゃんと助けてあげて」と
言われたから。

戦うのではなく、「治療(Cure)する」
良い状態、良い在り方 well-being へ戻っていく。
時代に合わせた展開ですね。

■マルチバース
マルチバースって最近よく耳にしますが、
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や
「アベンジャーズ/エンドゲーム」などでも
ありましたね。

今回は、ピーターがスパイダーマンであるという
記憶を人々から消すために危険な魔術をストレンジが
唱えたということで、マルチバースの扉が開かれて
しまいます。
マルチバースの説明は、この映画のホームページで
4人の専門家が語っています。面白いですよー!
https://www.spiderman-movie.jp/multiverse/

■魔術より数学!?
ストレンジとピーターはヴィランを元の世界に
戻すため、 ストレンジの「鏡の世界」 の中で
箱を取り合います。
映像美が素晴らしいです!

そのさなか、ピーターは数学で解いて抜け出します。
「アルキメデス螺旋!半径の二乗/πが座標だ!
魔術より数学の方が強い」

他にも、物理のひも理論などが話題にも出ますが
ピーター、恋人のMJ、親友のネッドはMITを
目指しているところも、カッコいいです!

■つながり
トム・ホランド版のスパイダ―マン シリーズは、
叔母のメイ、その恋人ハッピー。
恋人MJ、親友のネッドなど、ピーターの正体を知って
協力してくれる以前よりも明るい内容だった気がします。

トビー・マグワイアも アンドリュー・ガーフィールド
も孤独だったのですよね。
今回マルチバースになったことで、
ヴィランの集結と同様に、なんとスパイダーマンズに!
孤独なヒーロー達が繋がり、対話し、励まし、協力します。
例えば、トビーは「やり返しても、気持ちは晴れなかった」
とホランドに伝えます。
良いつながりは、最も幸福を高める要素でもあります。

ホランドがメイに言われた
「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉は
トビーもアンドリューもベンおじさんに言われた言葉。
スパイダーマンという、同じ境遇の3人が共感しあう
場面は見どころです!


時代の流れに合わせて、ストーリーも登場人物も
変化していますね。
多様性という点で、MJもネッドも白人ではないし、
ストレンジは、一緒に戦った仲間だからと
ピーターと同等な立ち位置で会話しようとします。

次作は、ドクターストレンジがマルチバース問題に
立ち向かう内容のようです。
今から、楽しみです!