ケース6「他の人を羨ましいと思ってしまうのですが・・・」
人と比較して羨ましく感じたことって、誰にでもあると思います。
「みんなはあんなに活躍しているのに、自分はなんてちっぽけなんだろう」
そんな風に落ち込んだり、無価値観を持っている方も多いかも知れません。
私自身も、以前は人と比較をして苦しんでいたこともありましたが、今は、殆どなくなりました。
人と比較をする自分のことって、あまり好きになれないですよね?
でも、ほんの少し視点を変えるだけで、友人知人を羨ましいと思うどころか、応援したくなっちゃうんです。
そんな自分になりたくないですか?
もし、参考になれば嬉しいです。
■ 羨ましいと思った時、こう思えば大丈夫!!
人と話をしていたり、あるいは SNSを見て、すごい活躍をしている時、「あー、すごいな。それに引き換え、自分は相変わらず。なんて、ダメ
なんだろう・・・」と思うことはありませんか?
例えば、私の周りには、著書を何冊も出版している大活躍中の友人が沢山います!
昔は、「すごいな~」と思って、肩身が狭いような気持ちを抱いていたのですが、今は、自分ごとのように嬉しくてたまりません!
私はウェルビーイング心理教育ナビゲーターとして「ウェルビーイングに関する基礎知識」をお伝えしていますが、その中で、「しあわせは伝播する」というデータをご紹介しています。
つまり、友人が幸せになればなるほど、私にもしあわせが伝播されるということ。
そう考えると、「友達でいてくれて、ありがとう!」って感謝が芽生えてきませんか?
また、「類は友を呼ぶ」と言いますよね!
友人が上手く行った話を聞いたときに、「(類は友を呼ぶ、だから)きっと、私にもいいことがある」「次は私の番!」って思うようにしています。
そうすることで、自分のエネルギー値があがりますので、ぜひ、やってみてくださいね!
■自分に自信がないときは、自分の「強み」や「大事にしている価値観」に目を向けてみる
もうひとつのウェルビーイングの基礎講座、ストレングス・アプローチ講座の中では、こんな風に伝えています。
強みは個性的なもの。
ウェルビーイング的には、人と比較しないで役立てることが重要。
人と比較してしまいそうになったら、「自分の強みは何だっけ?私の強みは●●だ」と思うことで、自分に立ち返ることができます。
また、「大事にしている価値観」を優先しているから、自分自身で、いまの現実を選んで創っている、と思うことも有効です。
ポイントは、自分自身で選択している、という点です。
例えば、私の場合は、自分が有名になったり、前に出ることに全く興味がありません。
心惹かれるのは、ヘレンケラーではなく、サリバン先生。北島康介さんではなく、平井コーチ。
つまり、活躍する人を応援したい、という想いが強いのです。
まずは夫や娘など家族の活躍を、そして、企業や転職したい人とのご縁を結び、ウェルビーイングに過ごす人を増やしたいと思って、じわじわと活動しています。
そして、私自身の生き方も、今世ではとにかく楽しもうと思っているので、人との時間も楽しみつつ、自分の時間を大切に過ごしたいと思っています。
自分軸ができると、他者と自分を客観的に捉えられるようになり、人を気にせずに、ぶれにくい自分になっていきます。
■自分の心地よい立ち位置を知れば、どんな世界で生きるかを自分で選べる!
もし、「羨ましいな~」という想いが湧き上がったら、無理に無くさなくても大丈夫です。
その時は、「きっと、私にもいいことがある」「次は私の番!」「私が大切にしているものや強みは何だっけ?」と思ってみてください。
そうすると、自然に、羨ましい気持ちが消えていくと思います。
これを繰り返していると、友人と自分の違いが分かり、さらに自分と友達でいてくれることが有難くて、感謝の気持ちが湧いてきます!
それは、相手にも伝わりますので、信頼関係が深まります。
世の中は、パズルのようなもので、全員が同じピースではなく、自分にあった役割があります。
前に出て活躍する人もいれば、目立たずにサポートしたり、人を癒す役割の人もいるのです。
あなたの役割を楽しめばいいだけなので、安心してくださいね。
自分の心地よい立ち位置で、機嫌よくウェルビーイングに過ごしていれば、同じようにウェルビーイングな仲間が集まります。
どんな世界で過ごすのか、生きるのかは、自分自身で選べるのです。
あなたは何を選びますか?
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