約6年前、ドリームマップファシリテーターの
養成講座を受けていたとき、講師とメンバーの前で
プレゼンする機会がありました。
当時、幾つかのファシリテーター講座に
通っていたことと、憧れのキャリアカウンセラーの
先生方を真似て、講師っぽい雰囲気でプレゼンしたところ
反応は「堅すぎ~!!」とのこと。
その後のプレゼンでは修正しようと、意気込んで
元気よく、笑いを取る形で行ってみたものの・・・
「見た目と違う」「キャラじゃない」「違和感がある」
と不評、苦笑。
このプレゼン練習で一番学んだことは、
他人が描く私のイメージと違うことをすると、
違和感を感じられてしまう、
ということでした。
自分が一番自分自身のことを理解していない、
ことを痛感した経験でした。
みなさんは「ジョハリの窓」はご存知でしょうか。
上記の図にある通り、
「自分に分かっている」
「他人に分かっている」
の2つが交差する「開放の窓」が広いほど、
「自分」と「他者」が知る自分が一致している、
ということになります。
当時の私は、約18年勤務した会社を退職し
一時専業主婦として過ごしていたため
自分自身、混沌としていた時期でした。
他人から見える自分と、自分が思う(期待する)
自分がずれていたのだろうと思います。
そんな時は、きっと
・どうして周囲は理解してくれないんだろう
・自分は一体どうなりたいのだろう
と悩んでしまうと思います。
私が行ったことは、少し耳が痛くても、
周囲の人達に自分についてフィードバックを頂き、
それを少しずつ受け入れていくと、
見えてくることがありました。
講座が一緒の初対面の女性から、私の印象は
「戦国武将の様だ」と言われて、
とても驚いたことがありました(笑)
そして、そのフィードバックが
自分の期待と違っているならば、
自分の考えや想いを周囲に伝えていくことが
必要なのではないでしょうか。
そうすることで、開放の窓は広がっていきます。
転職相談で、経歴と本人のご希望と雰囲気が
しっくりとこないな、と感じることがあります。
自己理解できていないため、転職を繰り返したり
悩みが深い状態に陥ってしまっていることも
あります。
きっとご本人が一番辛いのだと思います。
そんな時は焦らずに、少しずつでも
「開放の窓」を広げ、気負わずに気持ちが
楽になってから、みなさん本来の力を
出していただければ、失敗も少なくなると思います。
また、新たなことにチャレンジする時には
あなた自身について、今までとのギャップが
出てくる時もあると思います。
そんな時は誰かに何か言われても、しっかりと
自分のことを信じて、周囲にやりたいこと、
想いを伝えていくと応援していただけると思います。
熱意を伝えて、周りを巻き込んでいきましょう。
あなたのチャレンジと幸せをいつも応援しています。
あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが
輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる」