キャリアについて気軽に話そう

2018年6月28日

こんにちは、KEY ROLE 兼吉です。

先日日本橋のWASEDA NEOで開催された
「キャリアデザイン・ワークショップ」に
参加してきました。
講師の日本マンパワー 水野みちさんは
知的さと柔らかさが印象的な憧れの女性。
どんなワークショップか、ワクワクでした♪

NCDA国際大会から帰国されたばかりの水野さんは、
冒頭に、キャリア理論家であるサビカス博士の言葉を
伝えてくれました。
「自分のキャリアを語る言葉(新たな表現)を
増やしていくことが、豊かなキャリアになる」

下記キャリアイメージ(理論)について
グループ内で興味あるキャリアのイメージ
を話し合っているときに、この言葉の意味が
すとんと腑に落ちました。

・階段(昔ながらの昇進型です)
・ジャングルジム
(FacebookCOOのシェリル・サンドバーグの言葉。
まっすぐ登るものではなく、横に移動したり、
時には下からまわり込んだりしながら登っていくもの)
・万華鏡
(世界が万華鏡の様に変容していく、望遠鏡から万華鏡へ
Up is not the only way)
・ストーリー
(4つの章で自分のキャリアを振り返る)
・バタフライエフェクト
(複雑性(カオス))
・GPS
(あなたの目的地を再計算する)
・ポケモンGo
(経済産業省 伊藤参事官提唱)

グループ内では「階段」型のキャリアが今でも根強い
という意見が多くありました。
一方で、女性はジャングルジムなどがピンと
来るのではという意見や、
これからは副業も解禁され、万華鏡や
バタフライエフェクトになるのではという意見が出ました。
みなさんはいかがでしょうか?
普段、キャリアの話をあまりしない、という
参加者の方が多くいらっしゃいました。
キャリアイメージの引き出しが多ければ多い程、
「こういう考え方もあるんだ!」という気づきに
なり、可能性が拓きますね。
サビカス博士の言葉が胸に沁みました。

また、水野さんはATD 2018カンファレンスの
オバマ元大統領の言葉を幾つか引用し、
「人の最高(best-self)」を解放していくこと
について、こう話してくれました。

「理想の誰かになろうとする」
「今の自分じゃだめだという気持ちで
理想の自分になろうとする」
のではなく、本来、誰もが自分の中に、
最高の自分を持っている。
その最高の自分を解き放とう、ということ。

水野さん曰く、 子供の頃強く出し過ぎて、
疎まれた経験から、抑えるようになってしまった
エネルギーは、今から振り返ると才能に繋がっている
こともあるかも知れないと。

確かに、子供時代におしゃべりだったことが
大人になってコントロール出来るようになれば
話し上手で営業向き、という才能になるかも
知れないですよね。
中々自分では気づかないところもあるので
第三者と話すことで、自分が本来持っている
才能・強みを想い出したり、知る機会を
増やすことは大切ですね。

そして、もう1つ水野さんが大好きだという言葉。
Think about what you can do, not what you want to be
何になりたいかではなく、

何ができるかを考えましょう

社会・世の中・周囲のために、自分が出来る
キャリアは何だろう
と考えることが必要だと。
小さくてもいいので、波紋を作る最初の一滴に
なることが大切
という言葉に深く共感しました。

というのも、KEY ROLEで行っているドリームマップ講座
に「4つの視点」というフレームワークがあり、
自分の夢や目標を下記4つの視点で考えていきます。
①自己実現(物質的なこと)
②自己実現(精神的なこと)
③他者への貢献
④社会への貢献
※参照:一般社団法人ドリームマップ普及協会

③他者 ④社会 への貢献を意識することで
自分の夢・目標の意義を知り、視野が広がって
活躍する方が多いのです。
一人一人が相手を認めて、思い遣れる社会になれば
もっと豊かな、温かい社会になります。
それを、子供たちの世代に伝えていく役割が
大人の私たちにはあるのではないでしょうか。

是非身近な人と、お酒を飲みながら、お茶をしながら
もっと気軽にキャリアについて語ってみて下さい。
きっと新たな発見があると思います!


あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが

輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる」