こんにちは、兼吉ともこ、こと、かねともです。
転職支援やキャリアカウンセリングの中で、よくあるお悩み事例について、お伝えしていきます。
もし参考になれば、嬉しいです。
ケース2「キャリアチェンジしたいんですが、なかなか書類が通過しなくて・・・」
社会に出て色々な経験をする中で、
想像と違っていたので違う仕事をしたい、
新たなことに興味が出てきた、
他の仕事に適性を感じる・・・ など
変化があると思います。
私自身も、天職だと思って貿易の仕事から、転職支援や講師へと大きなキャリアチェンジをした経験があるのでお気持ちが分かります。
実体験からも、皆さんの転職支援からも学んだこと。
それは、キャリアチェンジにおいて、大切なことは
・キャリアチェンジの明確な理由と想い
・次のキャリアに繋がる根拠
です。
ひとつずつ、お伝えしていきますね。
■ 「なぜキャリアチェンジしたいのか」という明確な理由と想いを伝える
「なんとなく、興味があって・・・」という方も、実は少なくありません。
でも、軸がぼけたままに動くと、「あれ?思っていたことと違う」となりがちなんです。
そして、何度も転職を繰り返し、ジョブホッパーになる方も。
違う場に移ると、環境も、人間関係も変わります。
だからこそ、「これでけは経験したい」「スキルを磨きたい」という明確な軸があれば、外部環境から影響を受けづらくなります。
明確な理由があったとしても、履歴書や職務経歴書に記載していないので、キャリアチェンジしたい意図が伝わらず、書類選考が通過しない方も良くいらっしゃいます。
履歴書の「志望動機」、職務経歴書の「職務要約」あるいは 自己PRの下に「今後について」など、キャリアチェンジの経緯を記載することをお勧めします。
以前、全然書類が通過しないとご相談をいただいた、パティシエから営業職に転職した方は、「今後について」欄をつくり、学生時代のアルバイトでの売り上げやリピート率の高さ、イベントでのお菓子販売がダントツに良かったことを記載して、自分の営業適性をアピールしたところ、1ヵ月くらいでSP会社の営業職に決定しました!
このように、レジュメの中にしっかり理由を書くだけで、書類通過率が飛躍的に上がった方が過去に何人もいらっしゃいます。
ぜひ、書類通過率を上げたい方は、意識して、記載してみてくださいね!
■次のキャリアに繋がる根拠を事前に準備しておく
事前に資格取得しておくことは、根拠になり、おすすめです。
「未経験で、経理をやりたいです。でも、まだ、何も知りません・・・」というよりは、やる気が伝わりますよね。
未経験なら、
経理の場合、簿記2級、少なくとも3級、
人材業界に入りたければ、キャリアコンサルタント資格、
法務系でしたら、まずはビジネス法務検定など。
私自身、未経験から人材業界に入りましたが、まずは、キャリアコンサルタント資格を取得しました。
副業禁止だったので、ボランティアでしたが、転職フェアや就職フェアのカウンセリングブースで実務経験を積み、全くの未経験ではないことを、職務経歴書にアピールしました。
例えば、未経験で営業にチャレンジしたい方は、接客業での実績を数字で語れるようにしましょう。
客単価×接客数など数字で言えると、定性よりも、定量で語れるので、営業に向いていると思われるかと。
ほんの工夫だけで、書類や面接の印象は変わり、通過しやすくなります。
ぜひ、お試しくださいね。
あなたのしあわせとチャレンジを応援しています。