●名前
中尾 恵(なかお めぐみ)様
●経歴
大学を卒業後、テレマーケティング業界にてコールセンター運営管理、営業等を経験。その後2008年より人材業界に転身。
以後現在まで約9年、中途採用を支援するキャリアコンサルタントとして、人材を募集する企業側と仕事を探す求職者側と両方を担当し、企業と個人、多くのご縁を繋いできました。
2016年1月より、ベトナムにある関連子会社へマネージャーとして出向。現在はベトナム人スタッフとともに、ベトナム現地へ進出している日本企業への人材採用支援サービスを、ベトナム・ホーチミン市にて提供しています。
ドリームマップを受ける前と後ではどんな変化がありましたか?
ドリームマップを受講したのは、丁度30代半ばのタイミングで、公私共に「この先どうしよう・・」といった漠然とした不安と悩みを持っている時期でした。
恐らくこれまで通りに仕事をすれば、きっとそこそこ収入を得られ、そこそこ楽しい生活が送れる・・・と思っていたものの、常に拭えない不安感を持っていました。
そのような時にたまたま人材業界の会合で、ドリームマップの先生と出会い、「これだ!」と思ってすぐに受講申込をさせていただき、ワンデイ講座を受講させていただきました。
そのとき作ったドリームマップには「英語を話せるようになる」と書いて、海外の写真や外国人と仕事している写真をマップに貼りました。
そしたらそのドリームマップを書いた丁度1年後、
「ベトナム子会社で日本チームの責任者をしてみないか?」
という突然のオファーが会社から来ました。
いろいろ悩んだ末にそのオファーを受けることにし、その数日後ふと自分のドリームマップを見たときにふと「まさかこれによる効果!?」と驚いたことを覚えています。
それからさらに1年半が経過して、現在、そのマップに書いていた光景と近い場面(例えば英語でコミュニケーションしたり、外国人スタッフと一緒に出かけたり仕事したり・・・)が多くなってきたように思っています。
また細かい変化としては、こんなところに住みたい!と思ってドリームマップに豊洲エリアのマンション写真を貼ったのですが、その半年後には「少しでも理想の近くに!」と思い立って隣駅の月島へ引っ越しました。
ちょっと予算オーバーでしたが、住む場所を思い切って変えたことで、新たな土地の刺激とその快適さに後押しされ、さらに仕事に打ち込むことができるようになり、理想に少しでも近づいていく行動の大切さを思い知りました。
ドリームマップを作ったときは
「本当に私の夢なんて叶うのかな」
と少し違和感を持つ部分が正直ありましたが、その気持ちの変化は日々少しずつ現れ、今では当時の理想が実現してきています。
ドリームマップでは、「3年後には達成・実現していること」を常に目にしている状態なので、例えば多少仕事で落ち込んだり、プライベートでうまくいかないことがあっても
「大丈夫。近い将来、必ず夢は実現しているはず」
と前向きに考えるようになっていきました。
私の場合は、前後で気持ちが大きく変化したというより、日々少しずつ変わっていき、振り返ると「あ、あれもこれも理想に近づいてる!」と感じ、驚くことが多いです。
どんな時に、ドリームマップ講座で学んだことを思い出したり、活用していますか?
何か仕事やプライベートで行き詰まった時こそ、ドリームマップで自分が描いた夢を思い出します。
目先のことだけでなく、ちょっと先に夢の実現があると信じることで、行き詰っていることにいつまでも足をとらわれなくなりました。
さらに、行動を前向きに、気持ちを比較的早く明るい方向へと変えていくことができるようになりました。
また、キャリアコンサルタントという仕事柄、多くの求職者の人の転職相談を受けることが多いのですが、その時にも、目先だけではなく、少し先の未来についての視点を持つことを大切にし、夢や目標などもうかがいながら、キャリアアドバイスをすることを心掛けています。
ドリームマップを勧めするとしたら、どんな点ですか?
社会人になり、経験年数を重ね、さらに日々の生活に忙殺されていくと、「気づけば年をとっていた」なんてことにもなりがちだと思っています。
私自身も30代半ばでドリームマップを受講したのですが、
「夢を持つこと」「自分の目標や理想をビジュアル化する事」は、逆に年を重ねた時こそ、ぜひもう一度考え直したほうが良いと改めて感じています。
ドリームマップというと、自分の夢や目標をビジュアル化した完成物のみをイメージされがちですが、その作成までに、過去の自分を振り返り、潜在的な意識にも目を向け、本当の自分の声に耳を傾けていく工程があります。
定期的にそういった時間を持つことで、自分を認め、自分自身を新たに発見できるとても有意義な時間となります。また諦めていたこと、無理だと思っていたこともまだまだ実現のチャンスがあることに気づき、毎日目に触れることで、日々小さな行動変化が起きていくことを実感していただけると思っています。
30代、40代、50代と、私自身もいつまでもドリームマップで夢を描き続けていきたいと思っていますし、どんな年代の方にもお勧めしたいと思っています。