キャリアカウンセリングのすすめ

8月に入り、曇りや雨の日が続いていますね。
太陽が恋しい気分ですが、いかがお過ごしですか?

今日は、私がどうして人材業界に入り
キャリアカウンセラーになったのかを
お伝えしようと思います。

というのは、私のキャリアの変遷について
訊かれることがとても多いからです。
以前は約18年、機械メーカーで、
油圧機器のポンプやバルブを販売していた、
というと、結構驚かれます、苦笑。

全く違う業界・職種への転身は無理かも、
って思いがちですが、
「やりたいことや想いがあれば叶う」
ことを伝えたいと思って、カウンセリングや
転職支援をしています。

 

さて、キャリアカウンセリングに興味を持ったのは
37歳の頃、キャリアカウンセラーに相談
したことがきっかけです。
10年前ですので、その頃は
キャリアカウンセリング自体あまり知られて
いませんでした。

35歳過ぎて結婚したものの、当時の私は
いつ子供を産むか、それとも産まないか
ということで悩んでいました。
「結婚」したら「子供」、そして「子育て」
女性の転機は果てしなく続くように思い
先の見えない日々に悶々としていました。

家族や友達に相談することで、
心配させてしまったり、慰められるよりも、
違う視点を求め、専門家に相談したい、と
思いました。
その時相談したカウンセラーからのアドバイスは
「もし子供を産むことを検討するなら、
子育てが落ち着くまで、いまの会社にいて
次の道に進むための準備をした方がよい」
というものでした。
長年勤務した会社の方が産休・育休が取りやすく
周囲との関係性が良いので、子育てに理解が
あるのでは、とのこと。
確かに、その通りだと納得し、ほっとしたせいか
その相談から約1週間後に妊娠発覚しました。

カウンセリングに興味を持ったこと、そして
年齢を重ねた方がカウンセリングに深みが出る、
というそのカウンセラーの方の言葉に魅力を感じ
産前~産後でカウンセラー資格を取得し
子育てが落ち着くまで、着々と準備を進めました。
そして40歳の時に退職。
異業界への転職と年齢の厳しさを感じる転職活動
で多くのことを学び、人材業界へ入りました。
転職活動の紆余曲折については、
また改めてゆっくりお話しますね。

ここで、お伝えしたいことは、第三者への相談
の大切さです。
覚悟を決めたら周りの人も応援してくれると
思うのですが、悩んでいる間は、心配したり
現状のままでいいじゃない、と周囲が
変化を求めないこともあるのではと思います。

肝心なことって、案外自分では気づかないですが
キャリアカウンセラーから客観的な視点で
アドバイスをいただくことで、気づきが多く
とても役立ちました。

また、周囲には40歳からのチャレンジは無理では?
という空気感がありましたが、
キャリアカウンセラー養成講座の恩師から
「あなたがその道に進むって覚悟を決めているから
大丈夫」と背中を押して頂きました。
私自身がいま、この仕事をしているのは
キャリアカウンセラーの方々のお陰です。

ちなみに、ある調査(下記参照)によると、
キャリアカウンセリング経験者は約11.2%
だそうです。

表が見にくいですが、2/3の方が問題は解決した
と回答しています。
相談内容も様々ですね。

現状に行き詰まったり、悩んだ時は
是非キャリアカウンセリングを
上手く活用してみて下さいね。

※上記2データ
労働政策研究・研修機構 H28年平成28年4月~平成29年3月
プロジェクト研究「生涯にわたるキャリア形成支援と就職促進に関する調査研究」
サブテーマ「生涯にわたるキャリア形成支援に関する調査研究」より

対象者:20代前半~50代後半 男女:9550名
方法:インターネット      モニター形式

 

あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが
輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる」