時にはアナログなコミュニケーションも大切にする

こんにちは、株式会社KEY ROLE 兼吉です。
いつもお読みいただき、有難うございます。

 

 

先日若い男性と話をした時に、上司との
コミュニケーションに悩んでいる
という相談を受けました。
上司は、在宅勤務やwebでのやりとりを
快く思っていないそうで、部下たちとの間で
溝が出来てしまうということでした。

 


上司とその若い男性の真ん中ほどの年齢の私は、
両方の気持ちが分かるな、と感じました。

 

 

ご年配の方にとっては、メールや SNS で
仕事をすることは馴染みが少ないもの。
年配の方が昔から行ってきた、仕事のやり方
ではないのです。
もっと言えば、大切にしてきた点が
違ってきているのではと感じるのです。

 

 

今は、スピーディーで簡潔な対応が好まれます。
でも、以前は、誠意を込めた丁寧さが好まれて
いたのです。
これはどちらが良い、悪いではなく、
価値観の差なので、相手に合わせる必要が
あるのではないでしょうか。

 

 

最近は、効率的に電話よりもメールや SNSを
を使いますし、言葉を入れずに、スタンプだけで
済ませたりできる時代になりました。
スカイプやzoomで世界中どこに居ても
オンラインMTGができます。
本当に便利な世の中になりましたよね!

 

 

でも時折感じるのです。
私自身新人だった頃は、言葉で教えてもらった
業務以外に、上司と顧客との電話でのやりとり
を聞いたり、横目で仕事のやり方を見て
覚えたなということを。
上司たちの世代のスタンダードは、いわゆる
相伝的に、見て、体で覚えろ、的な部分が
多かったのではないでしょうか。

 

 

ここ10年で時代は大きく変わり、仕事の仕方も
変わりました。
webでのやりとりは出来るだけ簡潔にミニマムな
ものが好まれます。
便利な世の中になりましたが、仕事ができる人ほど
最新技術を取り入れる一方で、案外アナログな部分
も大切にしているように思います。
例えば、必ず手帳を使い、書き込んでいたり、
時には電話をいれたり、
顧客に直接会いにいくことを大切にしたり。

 

 

現代の私たちはつい便利なものを選びがちですが
すぐに理解できたり、言葉でしか分からないこと
以外のことをいかに感じられるか、
というところが、他の人との「差」になって
くるのではと感じます。

 

最近、マインドフルネスなどを取り入れる企業も
多いですが、そういった目に見えない、感じる心
を忘れないところに、価値を感じているから
ではないでしょうか。

 

 

相手の価値観に合わせたコミュニケーションを
取りつつ、時にはアナログな部分も大切にして、
日常の小さな出来事から気づきを得て学ぶ、
そんな姿勢で日々を過ごしたいですね。

 


あなたの幸せとチャレンジをいつも応援しています。

あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが
輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる