ストーリーを「面」で伝える

今朝自宅そばを歩いていると、満開の金木犀から
良い香りが漂っていました。秋ですね。

 

最近、面接同席の機会が多く、とても勉強になっています。
応募者様の「これまで」と「入社後」の一貫したストーリーを
掘り下げて訊かれることが多く、しっかりと自分自身の
キャリアの「軸」を語れるか、が問われます。

同席では、企業様の「ヒト」に対するお考えが分かりますし、
単に「スキル・経験」だけではなく、人柄部分を確認する質問
も多く、「対話」的な面接で、横で感激していました!

 
ただ、応募者様のアピールが言葉足らずで
「もったいないな!」という場面あったので、対策をお伝えします。

 

 

■熱意をアピールしよう

わかりやすくするために、簡単な例でお伝えします。

人事担当者様:「1社目から2社目の転職理由を教えてください」

A「知人に誘われたからです」
B「1社目もやりがいがあったのですが、就職活動時
希望していた業界にいる先輩から誘われ、どうしても
その業界をチャレンジしたいと考え、転職しました」

では印象が変わりませんか?
伝え方や熱意によって、全く印象が異なってしまいます。
ちなみに、Aですと、自分のキャリアを重視していない、
人任せ、という印象を与えかねません。

 
■ストーリーを意識しよう

自分では意識していなくても、学校を卒業後、
なぜ最初の会社に就職したのか、
なぜ次のキャリアを選んだのか、
なぜいまの仕事をしているのか、
を考えるだけで、自分だけのストーリーができます。
自分では気づかないだけで、連続した関連性のある選択を
し続けているのです。
そして、転職先にもそのストーリーは繋がっていくことを
意識してみてくださいね。きっと何かこだわりや関連性が
あるはずです!

 

■「線」ではなく「面」で考えてみよう

また、聞かれたことに関しては、イメージ的には、単なる
「線」ではなく、あらゆる経験を振り返り、「面」で捉えると
アピールしやすいかも知れません。
例えば、スタッフレベルの方がマネジメント経験を訊かれた場合。
「線」の場合:「ありません」
「面」の場合:「役職はありませんが、新人研修時に同期の中で
チームリーダーとして5名のグループを纏めました。
また、社内プロジェクトでは、3名のスタッフの
進捗管理をしています。」
と伝えるだけで、マネジメントの適性がある様に感じませんか?

 

面接に緊張されていることは十分に理解しています。

スラスラ答えなくてもよいのです。
これまでの自分の経歴(経験・スキル)と、応募した企業に
入社した後に描くストーリーを「面」で捉えて、つなぎ合わせて
アピールしてくださいね。
あなたのチャレンジを心から応援しています。

 

 

「あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが
輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる」

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