その条件は、良いこだわり? 単なる思い込み?

こんにちは、株式会社KEY ROLE 兼吉です。

 

以前、ある人材会社のCMで、
こんなキャッチフレーズがありました。
「条件は、今よりいい会社。以上。」

 

「条件」って、実は奥深いと感じています。

 

毎回、転職相談で「条件」を確認させて
いただいていますが、
相談者の方がご自身の「条件」を正しく
認識できていないことがとても多いのです。

 

 

例えば、こんな方がいらっしゃいました。

ずっと B to Cの仕事をしてきて
これからも同じ業界の仕事をしたいです。
でも今後は法人向けの仕事をして
成長していきたいのです。

⇒ご希望の業界は、to C 業界で、
法人向けの仕事を希望している???

面談の中で掘り下げると、希望業界は
好きだけど、確かに法人向けは期待出来ない。
法人向けをやりたいので、違う業界が
いいのかな。。。

 

このように、「条件」というのは、
自分の何となくの希望やこだわりであって、
客観的に見えていないことが多々あります。

 

例えば、「勤務地」1時間以内のエリアで
という条件のご希望が良くあります。
でもほんの10分の違いで、良い会社とのご縁を
機会損失をしてしまう可能性もあるのです。

 

「条件」にこだわり、捉われすぎていると、
大切なものやチャンスを失ってしまうことも
あります。

 

「条件」といえば、私の友人を想い出します。
彼女は弟がいるので、弟みたいに思えて、
年下とは恋愛が出来ない、と
ずっと年上ばかり、付き合っていました。

 

ある時、年下から告白され、
彼女の親友に「断ろうと思う」と話したところ、
「いい加減、その思い込みやめなよ。
2人とも30代なんだし、年下で何も問題ないじゃん。
このままいくと、結婚できないよ」と言われ、
ハッと気づいたそう!
年下でも尊敬できる人なら良いのではないかと。
そして、無事結婚し、幸せに過ごしています。

 

もし、親友に指摘してもらわなければ、
自分の何の根拠もない、こだわりや条件に捉われ、
結婚出来なかったかも、と話していました。

 

 

多分、こんなことって沢山あると思うのです。
溢れる情報やメディアからの影響など、
私たちはこれまでの人生の中で、色々な
こだわりや、価値観、好き嫌いがあるのです。
こだわりがあることは大切ですし、素敵です。
でも捉われすぎると、視野が狭くなり、
折角のチャンスを逃しているかも知れません。

 


自分の条件やこだわりは、良いものか、
単なる思い込みか、
自分では分かりにくければ、
周囲の人に伺ってみてくださいね。
私の友人の親友の様に、指摘してくれる人が
いない場合は、
KEY ROLEのキャリアカウンセリングへ
お問い合わせくださいね。

 


あなたのしあわせとチャレンジをいつも応援しています。

あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが
輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる