これからの活躍のために、自分の身体と向き合ってみる

こんにちは、株式会社KEY ROLE 兼吉です。
先日、管理職男性の友人達と食事をしました。
言いにくい話もできる良い仲間たちですが
その時に「女性社員の月経タイミングが分かる」
という話になりました!!

体調が悪そうだったり、感情的だったり、
イライラしたり・・・
なんとなく、毎月同じ時期だな、と気づく

ということでした。

「これってセクハラ!!」と思う方も
いらっしゃるかも知れません。

でも、その話を聞いて私が感じたことは、
「体調の悪さやイライラや感情的な言動が
こんなにも外的に表れているんだ」
ということでした。

 

身体は個体差があります。
女性は長年月経と付き合う中で、
「いつも私はこういう状況だから」と
疑問を持たず、過ごしてしまいがち。

ホルモン分泌によるひと月の中での影響だけでなく
年代や環境により、さらに大きな影響を受けます。

キャリアカウンセリングでも、
自律神経失調症、めまい、貧血、肌荒れ
パニック障害、うつ、不正出血、無月経、
月経痛、女性系の癌   など、
沢山のお話を伺います。
日頃、頑張っているからこそ、無理をしがちです。
時には立ち止まって、自分の身体と向き合うことを
みなさんに勧めています。

私自身、学生時代から、ストレスがかかる局面、
受験や就活などで不正出血があったり、
生理も不順でした。
「私はいつもこうだから」と長い間思っていましたが
数年前に、無理がたたり、子宮頸がんの検査に
引っかかって、一年ほど定期的に検査に行きました。

自分の身体と向き合って、感じてみると、
色々な気づきがありました。
1か月おきに月経の重さに差がある、
月経だけでなく排卵期も少し身体がだるい、など。
そのため、調子の悪い時期にはなるべく
重要な決断や外出を避ける様にしています。

キャリアカウンセリングの事例では、

例えば、暑い時に貧血になりやすくて、と
話していた方は、入社後、眩暈などの症状で
通勤が難しくなり、退職。
振り返ると、学生時代から貧血が激しかったそうで
悪化して、三半規管に影響が出て、治療が必要に
なったということでした。

ずっと月経痛に悩んでいた方は、しっかりと
体質改善したいと思い立ち、働きながら
漢方を学んで緩和。
体調も良くなり、感情の起伏もおさまり
結婚が決まった、というお話でした。

早めに自覚していれば、対応、改善できることも
あるのです。

体調が悪かったり、感情的になりやすい場合は
当たり前なことにせずに、一度専門家に
相談することで、俯瞰して自分の状態を見て、
改善出来ると思います。

なぜ、自分の身体と向き合うことをこんなにも
勧めているかというと、
・周囲への影響
・評価
・気持ちの安定
があるからです。

「周囲への影響」は、先程の男性管理職の話
にもありましたが、自分が思った以上に外的に
影響を及ぼしている可能性があります。

キャリアカウンセリングでも、同僚や先輩女性の
感情の起伏で、八つ当たりされて苦しんでいる
女性達も少なくありません。

また管理職と良い関係性が築けていれば、
この期間体調が悪いので、
とあらかじめ伝えておくことができます。

 

「評価」という側面では、女性は仕事の品質に
アップダウンがある、と思われると、とても
勿体無いと感じています。
自分の体調や感情を把握しておくことで、
体調が悪い時には、ハードな仕事や重要な判断を
出来るだけ避ける様にコントロールすることも
可能かも知れません。
それが成果につながり、評価される様になります。

「気持ちの安定」という点では、仕事で本当に
活躍している女性達は、感情が安定しています。
よくよく深い話をしてみると、自分の体調と
向き合いつつ、実は持病があるの、
以前手術したの、という話も伺います。
そのような中でもいつ会っても、安定していて
尊敬を覚えます。
人知れず、努力をしながら、コントロールしている
のだと感じます。

弊社では、男性管理職向けに4月から
女性理解を促す研修を行う予定です。
男女相互理解によって、働きやすく、評価されやすい
環境になる様、お手伝いしたいと考えています。

 

あなたのしあわせとチャレンジを応援しています。

あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが
輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる