【面接のコツ】流暢に話しても面接が上手くいくとは限らない

こんにちは、株式会社KEY ROLE 兼吉です。

弊社は3つの事業をおこなっています。
・人材紹介
・キャリアカウンセリング
・研修・講座事業

人材紹介事業は、人を探している企業と
お仕事を探している方(転職支援)を
お繋ぎする仕事。

弊社は、面接に進んだ場合、企業様がOKならば
基本的に面接同席をしています。
前職時代、人事経験もあるのですが
企業側、求職者側双方を客観的に拝見していると
とても気づきが多いのです。
「いまの受け答え、勉強になるな」
「双方で想いがシンクロしているな」
「面接前はうまく話せていたのに勿体ない!」
などなど、リアルに得た、感じた、「面接のコツ」
これから皆さまにも少しずつシェアしていきますね。

 

今日のテーマは、
「流暢に話しても面接が上手くいくとは限らない」

 

以前面接同席した際に、企業側からのどんな質問にも
スラスラと答える聡明な女性がいました。
面接通過すると思っていたら、案の定、不合格でした。
驚いて、企業側に理由を尋ねたところ
「彼女は確かに良い方で、非の打ち所がない。
だからこそ、うちでなくても、いいだろうと思った。
彼女なら他で決まるでしょう

ということでした。

確かに、あまりにもさらっと会話していて、
「この会社に入りたい!!」という強い想いが
あまり伝わらなかったのかも知れません。

一方で、緊張のあまり、声も手も震えていた方がいました。
企業側もそれに気づき、「じゃ、まず、お茶を飲みますか」
と出してくださったお茶を飲み、和んで一息ついたところで
面接開始。
面接での回答は、訥々として、流暢ではなかったのですが、
誠実な人柄が伝わった
と内定しました。

 

企業側の求めるタイプや役位・年齢にも拠るので、
一概には言えません。
ただ、表面的に「この会社に入りたい」といっても
日々多くの面接をしている企業側は本心を見抜きます。

プレゼンや営業マンの説明でも、流暢だと
上手さだけが印象に残り、内容自体は心に留まらない
ことってあるかと思います。
上手くいく面接とは、
その会社で既に働いているかの様に
    企業側も応募者もイメージできるやりとり
と感じています。    

上手く話そうとするよりも、自分の想いを伝える
と意識して、後悔のない面接をしてくださいね。

あなたのしあわせとチャレンジをいつも応援しています。

あなたならではの「ROLE(役割)」をみつけることが
輝く人生のトビラを開く「KEY(カギ)」になる」